そして新米パパは小腸がんになった。

働き盛りの30代、長男生まれて2ヶ月後、新米パパは小腸がんになった。がん患者の日常と心情を徒然なるままに綴るブログ。

-78- 創造と破壊。

人間の体とは不思議なもんだ。

 

DNAという名の設計図があって、せっせと修復してくれる。お尻の大穴が確実に埋まってきた。

 

「お〜い、お尻の設計図持ってきて〜。トンテンカンテン♪」

 

そんなイメージ。

 

 

しかしながら、そんなお尻再建事業を横目に副作用による下痢は相変わらず止まらない。

 

新たに穴の中の方が痛い。

おいおい、また痔瘻になったらどうするんだ。今度はもうパパ立ち直れないぞ。

 

考えてみれば、今投与している2種類の抗がん剤は、

 

5-FU→下痢を引き起こす

アバスチン→痔に悪影響を及ぼす

 

というまさにお尻キラーコンビ。

がん細胞も壊すが正常な細胞も壊すし、ついでにお尻も壊す破壊王

 

 

どうなることやら…。

 

どうか、どうかもう痔瘻にはならないで……。