そして新米パパは小腸がんになった。

働き盛りの30代、長男生まれて2ヶ月後、新米パパは小腸がんになった。がん患者の日常と心情を徒然なるままに綴るブログ。

-74- 続けられるということ。

抗がん剤の副作用は、確かに辛い。

 

抗がん剤投与前と後の自分の体。

まるで別人の体だ。

 

抗がん剤を止めて、先進医療と呼ばれる治療や、食事で免疫力を高めてがんを治そうという治療へ移る人は多いようだ。

 

先に断っておくと、僕は別にそれらを否定するつもりは全くない。

 

 

抗がん剤治療を続けられるかどうか。

そのために必要なことはたった一つしかないと、僕は思う。

 

 

医者への信頼。

 

これしかない。

 

 

生きるため、家族のため。

それは別に抗がん剤を続けるためだけの動機ではない。

 

どんな病院でどんな医者に診てもらうことになるか。これはもう運でしかない。

 

 

僕はたまたま、幸運だった。