そして新米パパは小腸がんになった。

働き盛りの30代、長男生まれて2ヶ月後、新米パパは小腸がんになった。がん患者の日常と心情を徒然なるままに綴るブログ。

-70- 傷だらけのお尻の憂鬱。

仕事の繁忙期がようやく終わって久々の更新。

 

 

 

トイレグッズが手放せない。

以下、トイレグッズのご紹介

 

・流せるお尻拭き

うっかりトイレットペーパーなんぞで拭こうものなら、トイレは戦場と化す。剥き出しの傷口を乾いたトイレットペーパーで擦る…想像だにしたくない。

 

・ガーゼ

うっかりガーゼを当て忘れようものなら、パンツ内は戦場と化す。剥き出しの傷口が布に擦れ、血と滲出液がパンツを汚すことになる。トイレに行く度に必ず交換する。

 

・ガーゼを捨てるときのビニール袋

うっかりトイレに血と滲出液でドロドロになったガーゼを置き忘れようものなら、次に入った人のトイレは戦場と化す。ガーゼは流せないし、男子トイレはゴミ箱がないことが多いので、剥き出しで手に持つわけにもいかず、ビニール袋は必須だ。

 

以上を巾着に入れてトイレに入る。

 

女の人の気持ちがわかる。

 

 

退院するとき「下痢はしないようにね、傷口に悪いから」と言われたが、再開した抗がん剤で容赦なく下痢が襲う。

 

 

「もう、どうしたらいいのかわからない…」

 

 

そう、僕のお尻は呟いた。