そして新米パパは小腸がんになった。

働き盛りの30代、長男生まれて2ヶ月後、新米パパは小腸がんになった。がん患者の日常と心情を徒然なるままに綴るブログ。

-52- おじいさんズ。

久々の入院。

 

まあ、マズイ状況になって緊急入院とかいうわけでないので、気は楽。

 

差額ベッドがかからない部屋を全力希望したが、残念ながら1日5600円かかる眺望抜群のベッドに。

 

くそう。いい眺めだ。

 

部屋は四人部屋。

例によって基本的にカーテンが閉まってるので、声でしか様子はわからない。

いや、別にわかりたくはないのだけど、声駄々漏れなのでわかってしまう。

 

隣のおじいさんは、看護師さんに体重を聞かれ、計る前にトイレ行ってたらあと2キロは少ないはずだと主張するも、看護師さんに冷静に、それはないと否定されていた。

 

はす向かいのおじいさんは、先生にどのくらいご飯を食べられたか尋ねられ、半分は食べたと主張するも、間髪いれずに看護師さんに4分の1ぐらいでしょと訂正されていた。

 

向かいのおじいさんは、一晩中小声で独り言を言い、見えない何かと何かについて相談し、時々ナースコールを押して看護師さんにも何か相談して少々困惑させていた。

 

基本的にやはりおじいさん率が高い。

 

 

 

さて、入院初日に早速ポートを埋め込む処置を行う。

 

何事もなければいいんだけども。